
新しい一年が始まり、そうこうしている間に仕事も始まり、すっかり日常が戻ってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年末年始は9連休だったので、わりとゆっくり過ごすことが出来たのですが、今となってはそれも随分前のような気がします。
相変わらず新作がなかなか出来ず(描いてるけど仕上がらない)、あー、やばいやばいと焦りつつも、観たい展示があるといそいそと出かけてしまうのですが、先日、京都国立近代美術館で観た『黒田辰秋 木と漆と螺鈿の旅』(3月20日まで)が大変素晴らしかったです。

家具セットなど、今じゃこんなの作れないだろうな、と思うような作品の数々がずらりと並んでいて、重量感がありつつも木のぬくもりや柔らかさ、木目の美しさなどが見て取れて、まさに眼福でした。作家の「この作品ひとつが地球と代えられるか」という言葉に、こういう気概がなければ、生まれてこない作品だな…と感心するばかりでした。
京都国立近代美術館といえば、コレクション展もいつも楽しみにしているのですが、今回も「おお、これは!」と思うものがたくさんありました。
写真はその一部。
今年もいろいろ観たり描いたりしながら、マイペースにやっていこうと思います。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。